アマガエルのオタマジャクシの飼い方についてレポートいたします。
オタマジャクシは飼いやすい生き物です。
難しいことや、特殊な準備も不要です。
飼育に必要なものは?水そう?虫カゴ?
オタマジャクシを捕まえたけど、どんな入れ物でもいいの?
バケツでも大丈夫だよ。せっかくだから飼育ケースを準備しよう。
泳いでいるオタマジャクシを見ると、金魚やメダカを飼うような水そうをイメージするかもしれません。
オタマジャクシを飼うための入れ物は、何でもOKです。
入れ物は何でもOKですが、オタマジャクシは生き物。
時間とともに水は汚れてきます。当然、入れ物も汚れていきます。
オタマジャクシを飼うときのポイントは入れ物が洗いやすいことです。
水槽となると、そこそこのサイズですので、洗うには一苦労。
虫カゴのような小さめのサイズの飼育ケースは洗いやすく便利です。
さらに、2つの飼育ケースを用意することで、交代で使うことができ、飼いやすくなります。
2つの飼育ケースを用意することで飼いやすくなる理由は2つ。
飼育ケースを2つ用意する理由① 水かえのための水の汲み置きに使える
オタマジャクシを飼うときに気を付ける点があるとすれば、水かえです。
食べ残したエサ、フンなどで水はすぐに汚れていきます。
水の全交換がどうしても必要になってきます。
その頻度は2,3日に一度のペースです。
生き物であるため、水と一言で言っても、飲み水は不向きです。
捕まえた場所が近くにあれば、捕まえたところの田んぼの水であったり、小川や小池の水が理想的です。
しかし、ほとんどの場合は、ご家庭の水道を利用すると思います。
ご家庭の水道を利用する場合は、カルキ抜きが必要です。
そのために水の汲み置きを行う必要があります。
カルキ抜きの薬剤が市販されていますが、水の汲み置きが一番ラクだと思います。
水の汲み置きはバケツでもOKですが、少しでもラクするために飼育ケースの一つを水おきとして利用します。
ケースを2個買うまでは洗面桶で汲み置きもしていました。
水の汲み置きする時間は、丸1日ぐらいです。
飼育ケースを2つ用意する理由② 飼育ケースを洗うための一時置きになるバケツなどが不要
飼育ケース自体も汚れていきますので、しっかりと洗う必要が出てきます。
せっかく飼うのですから、観察したいもの。汚れていてはだんだんと見えにくくなります。
ケースを洗うとなると、中にいるオタマジャクシを別のバケツなどに移す必要があります。
できれば、あまりムダなものは省きたいもの。
ケースが2つあると、一時置きになるバケツが不要となります。
オタマジャクシを飼育ケースから移すときは注意を!
オタマジャクシはメダカのように動きが早く小さい生き物です。
飼育ケースから移すときに、誤って地面に流し落としてしまうことがあります。
実際の移し方をレポートいたします。
飼育ケースのほか、紙コップと洗面桶を用意しました。
誤ってオタマジャクシがコップから流れ出てしまい地面に落ちないよう、洗面桶を下に置きます。もちろん、洗面器には水を入れておきます。
オタマジャクシを紙コップに入れることに成功しました。
直接、ケースからケースへと移すことができますが、どうしても食べ残したエサ、フンも移してしまうことがありますので、私の場合はまずは紙コップにオタマジャクシを移しています。
無事に、新しい飼育ケースに移すことができました。
この後に、もとの飼育ケースを洗い、さらに水を入れておき、汲み置きができれば完了です。
水の量はどれくらい?
飼育ケースに入れる水の量はどれくらい?
オタマジャクシがいた田んぼの水の量は浅いから、あまり深くないほうがいいみたい。
オタマジャクシは流れの速い川や深い池などには生息しておらず、流れも少なく、浅い田んぼの水に生息しています。
オタマジャクシのうちは、魚と同じくえら呼吸をしていますが、カエルになると肺呼吸に変わることはよく知られています。
オタマジャクシはえら呼吸だけでなく、肺呼吸を行うことがあります。
水面下に上がり、口をパクパクしていることがありました。
どうやら、肺呼吸をしているためのようです。
初め、水の量は写真にあるような飼育ケース満タン近くまでにしました。
オタマジャクシが水面上までに上がっていく様子を見ると、大変そうでしたので、5センチ程度の高さの水の量にしています。
生き物図鑑で、詳しく学べる
日本にいるカエルを写真やイラストを使って丁寧に説明をしています。オタマジャクシの飼育の仕方を分かりやすくイラストで紹介しています。この記事を書くときにも参考にさせていただいています。
コメント