オタマジャクシからアマガエルを育てる⑦ 子ガエルの飼育の失敗。子ガエルの死を防ぐことができた方法とは?

田んぼで見つけてきたアマガエルのオタマジャクシ。

約1カ月を過ぎた頃に、カエルになりました。

その約1カ月後、成長ができず、育ててきた子ガエルを死なせてしまいました。

飼育の失敗です。

子ガエルの死を防げたかもしれない要因についてまとめてみました。

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主な要因とは?

初心者の目には元気そうにしていた子ガエル。

ある日、突然に瀕死の状態になってしまいました。(子ガエルになってから約1カ月後)

この翌日に死なせてしまいました。↓

これまでの飼育の状況と記録を振り返ってみると、飼育の失敗が浮かんできました。

オタマジャクシを飼うこと、また子ガエルを飼うことが初心者ですので、確かな事は言えませんが、私なりにまとめてみた子ガエルの死を防げるかもしれないポイントです。

防げるとしたら

・子ガエルの飼育はケースに付き1匹ずつで飼う

・エサは、子ガエルの成長に合わせ適度な大きさを用意する

・オタマジャクシの頃に大きくなるように成長させる

・隠れ家をつくる

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防げるとしたら① 子ガエルの飼育は1ケースにつき1匹ずつで飼う

田んぼより捕まえたオタマジャクシ。

そのうちの3匹を飼育することにしました。

3匹はそれぞれ成長速度が異なり、写真に写っている左側にいるオタマジャクシ、真ん中、右の順番で子ガエルになりました。

左側のオタマジャクシが子ガエルになってから約1週間後に真ん中が、さらに1週間後の右のオタマジャクシが子ガエルになりました。

子ガエルになった後も、この3匹は同じ飼育ケースで飼っていました。

3匹を一緒に同じ飼育ケース内で飼ってしまったことも、死なせてしまった原因だと思います。

1番先に死んだ子ガエルは最後に子ガエルになった個体でした。

死因は、特定できていませんが、1番先に死んだ子ガエルは何かに食べられ吐き出された状態で死んでいました。

おそらく、1番先に子ガエルになった個体がカエルになったばかりの個体をエサだと思い、共食いしたものと思われます。

2番目に死んだ個体と1番先にカエルになった個体の体長の違いは、一回り程の違いがありました。

2番目に死んだ個体はエサを食べる様子を見たことがありませんでした。

確かなことは言えませんが、1番先にカエルになった個体が飼育ケース内での強者なり食べやすいエサを独占していたのかもしれません。

防げるとしたら

子ガエルの飼育はケースに付き1匹ずつで飼う

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防げるとしたら② エサは、子ガエルの成長に合わせ適度な大きさを用意する

子ガエルの近くに同じ大きさのダンゴムシがいる状態

1番先に子ガエルになった個体は、尻尾が消えた当初はエサを食べていました。

子ガエルになった当初はエサを食べるかどうかが難しいと聞いたことがあったので、エサを食べたことで安心してしまい、エサの選別に油断してしまいました。

ある程度の大きさの虫であれば、そのうち食べるだろうと思い、食べられないような大きさのダンゴムシなど、飼育ケースに入れてしまったのが原因だと思われます。

カエルは、動くものをエサだと認識し、舌を伸ばそうとします。

エサである虫が大きすぎると、口に入らず、口元でエサが跳ね返ってしまうことがあります。

食欲旺盛なタイプのカエルであれば、たとえ跳ね返ったとしても何度もチャレンジしてエサを捕えようとするかもしれません。

最後に死なせてしまった子ガエルは、初めの頃は食べられるほど小さなエサがあったので食べることができました。

子ガエルの成長よりも早いうちに、大きめのサイズの虫を与えたため、食べようとしても食べられなかった経験がトラウマになったり、またエサだとは到底思えない大きさだと警戒したのか、食べようとせずに餓死してしまったと思われます。

防げるとしたら

エサは、子ガエルの成長に合わせ適度な大きさを用意する

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防げるとしたら③ オタマジャクシの頃に大きくなるように育てる

鰹節を食べるオタマジャクシ

子ガエルになった3匹の個体は小さなオタマジャクシのうちの子ガエルになったと思われます。

オタマジャクシを捕まえた地域とは異なりますが、最近発見したオタマジャクシは、体長が1.5倍近く大きく育っていました。(ウシガエルのオタマジャクシではないと思います)

カエルの図鑑やブログを拝見すると、オタマジャクシの頃に大きく成長させることが、その後の生育につながると書かれていました。

与えたエサは米粒中心

鰹節や煮干しなど動物性の食品を与える頻度を多くすべきだったかもしれません。

防げるとしたら

オタマジャクシの頃に大きくなるように成長させる

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防げるとしたら④ 隠れ家を作っておくのがよい

水置き場の近くにいることが多かった

これまで上げた要因の中では、優先度は低いかもしれません。

それは、カエルが隠れる場所をしっかりと作ること。

子ガエルになった後、水置き場と飼育ケースの壁とのスペースにいることが多く、身を少しでも隠したかったのかもしれません。

カエルは生き物。

他の生き物同様、安心できたり、ストレスを少しでも軽減できるような隠れ家は作るべきだったと思います。

防げるとしたら

子ガエルの隠れ家を作る!

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まとめ

これまでの要因をまとめてみますと、

防げるとしたら

子ガエルの飼育はケースに付き1匹ずつで飼う

エサは、子ガエルの成長に合わせ適度な大きさを用意する

オタマジャクシの頃に大きくなるように成長させる

隠れ家をつくる

オタマジャクシは簡単に飼育できるため、子ガエルも飼えるだろうと安易な考えを持ったことについて反省です。

飼うということは、どんな小さな生き物でも、しっかりと生かせることができる環境を作れるかどうか。

今回の飼育の失敗は、地域不足による準備不足だったと思います。

オタマジャクシから子ガエルに成長させ、悩みながら育てている方にとって、少しでもお役立てできればと思います。

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