恐竜好きの子供も、初めて訪れる子供も大人も魅了してしまう博物館。
ここは福井県立恐竜博物館。
県立の博物館とは思えない圧倒的なスケールと、リアルでビジュアル感に包まれた博物館です。
リピートするご家庭が続出し、中には関西、関東など遠くから何度も足を運ぶほどの大人気博物館です。
でも、遠方から訪れる場合、気になるのは見学の所要時間。
この記事では、短い滞在時間でも楽しむための見学のポイントをご紹介いたします。
圧倒的なスケール感、リアル&ビジュアル感
恐竜博物館は展示を中心としたメイン会場の「福井県立恐竜博物館」と化石発掘などのツアーで形式の「野外恐竜博物館」の主に2つがあります。
博物館は、総合公園「かつやま恐竜の森」の中にあるので、その他にも恐竜モニュメントや遊具などがあり、1日中滞在しても、遊びきれないほどの施設です。
遠方から訪れる方は宿泊で訪れない限り、過ごせられる時間は限られています。
実際、私たち家族が過ごした時間は恐竜博物館と野外恐竜博物館(ツアー)と併せ、約3時間でした。
野外恐竜博物館はツアー形式になるため、約2時間を要します。
野外恐竜博物館も一緒に観たい方は、この2時間のツアーを中心に予定を作る必要があります。
展示を中心とした恐竜博物館での滞在時間は30分程度。
博物館は、圧倒されるスケール感と、生きているような錯覚さえするリアル感、そして生き生きとしたビジュアル感で包まれています。
リピーター続出するのも頷けます。
あまりにも素晴らしい博物館だっただけに見学後に「もっと、こうすればよかった~」と後悔しています。
見学後に気付いた過ごした方のポイントをご紹介いたします。
まず知っておきたいこと”世界3大恐竜博物館の1つ”
まず、見学前段階に知っておきたいことは、福井県立恐竜博物館は世界3大恐竜博物館の1つに挙げられているということです。
展示室は4500㎡で44体の恐竜全身骨格や千数百点の標本などがある国内最大の博物館です。
このような豆知識を事前に知っておくだけでも、 ワクワクした気持ちで見学ができます。
子供はもちろん、大人も楽しむことができる
常時展示しているゾーンは「恐竜の世界」の他、「地球の科学」「生命の歴史」の3ゾーン。
標本や骨格が至るところに展示してあり、間近で見ることができます。
子供だけでなく、大人も十分に楽しみ、学ぶことができる博物館です。
短い滞在時間でも楽しめるためのポイント
博物館を楽しめるポイントを以下、まとめてみました。
じっくりと観ることができる博物館
この博物館の魅力は、何と言っても近くで観ることができることです。
恐竜がどんな骨格をしていたのかなどテキストで説明がありますが、近くで骨格を観ることができるため、リアルに感じ取ることができます。
そして、展示している数が多いこと。
水族館などで、たまにクジラの骨格が展示している場合がありますが、たいてい1つの展示。
恐竜博物館では全長22mのブラキオサウルスも含み44体もの全身骨格の恐竜に出会えます。
子供に大人気の展示とは?
子供に大人気な展示は、動くティラノサウルス。
精巧に作られ、動き方も生きているかのような動き方をします。
子供達に大人気ですので、家族連れの場合では最も観たいポイントになります。
大人に人気の展示とは?
大人に人気の展示はダイノストリートだと思います。
博物館のメインは骨格標本ですが、このダイノストリートと呼ばれる通路は大人が興奮します。
ダイノストリートには、カブトガニや恐竜の標本の化石がずらりと並べられています。
ダイノストリートの最後には、「死のポーズ」と呼ばれる状態で化石化したカマラサウルスの骨格化石。
ぜひ、実際の目でお確かめください。
触れることができる博物館
観るだけでも十分な博物館ですが、触れることもできるのが恐竜博物館の魅力です。
ダイノラボという展示コーナーにはアンモナイト化石やティラノサウルスの骨格、隕石にも触れることができます。(触れることができる展示物には表示があります)
私は時間の都合で、観ることができませんでしたが、化石クリーニング室は必見。
実際に発掘された化石を石から取り出すための作業現場を見ることができます。
体験型の博物館
恐竜博物館に来たら、絶対にやってみたいことは化石の発掘体験です。
実際の化石発掘現場で体験ができる、ここでしか味わえない機会です。
恐竜博物館から専用バスに乗ってツアー形式で行われるものです。
事前予約が必要ですので、博物館に行く前に公式HPで予約を取る必要があります。
その他恐竜博物館に行く前に知っておきたいこと
料金は?
福井県立恐竜博物館の観覧料は以下の通り。(2019年7月)
区分 | 小・中学生 | 高校・大学生 | 一般 |
個人 | 260円 | 410円 | 720円 |
団体 | 210円 | 310円 | 620円 |
年間PASS | 770円 | 1,230円 | 2,060円 |
県立の博物館のため、決して高くはない価格です。
幼児と70才以上の方は無料です。
混雑具合は?
3連休の初日に行ったときの様子です。
恐竜博物館に到着した時刻は13時頃。
車で向かいました。
常設している駐車場は1500台。
感覚としては7割程度の駐車場が埋まっていました。
大変に混み合っているという印象はないのですが、お盆やGWシーズンでは駐車するまでに1時間以上、並ぶということも聞いたことがあります。
注意したいのはレストランが少ないこと。
確認できたのは、博物館内に1つと博物館外に1つでした。
3連休初日の14時近くで博物館内にあるレストランは約80分待ちの表示が出ていました。
滞在時間の中にお昼時間を含む場合には、お昼ご飯はコンビニなどで購入しておくことが無難かと思います。(博物館内では飲食禁止だそうです)
写真やビデオはOK?
写真やビデオは撮影は可能です。
ただし、館内に注意事項が書かれており、「フラッシュ撮影と三脚使用禁止」です。
撮影に関しても寛容な博物館です。
例えば、写真は説明書きのテキストを撮っておけば、博物館見学後にじっくりと読むことができます。
ベビーカーなどはある?
数に限りはありましたが、博物館の出入り口付近にはベビーカーが数点置かれています。
館内はエレベーターやベビーカー、車いすにも優しいバリアフリーの通路でした。
まとめ
恐竜博物館を短い滞在時間でも楽しむためのポイントをご紹介いたしました。
ご紹介ができていない方法として短い滞在時間で楽しむために有料になりますが、音声ガイドを利用する方法もあります。
これから見学をされる方に、少しでもお役立てできればと思います。
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