子供の教育資金はいくら必要?3人目の子供にもまとまった教育資金が必要かどうかを考えてみました。

コラム

我が家では長女、長男には0才より学資保険に加入し教育資金を用意しています。

3人目の子供が生まれましたので、上の子同様に学資保険などの教育資金を用意しようと考えています。

この記事では

・子供の教育資金はいくら必要?

・兄弟・姉妹に教育資金を準備している場合にも、3人目にもまとまった教育資金は必要なの?

について、をご紹介しています。

これから教育資金を準備する方にもご参考になればと思います。

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子供の教育資金はいくら必要?

教育資金が多ければ多いほどよいに決まっていますが、教育資金はいくら必要になるのかを調べてみました。

我が家は私学志向ではありません。

現在、長女は公立の小学校で、年長の長男も来春より公立の小学校に通います。

そのまま、公立の中学校、公立高校への進学を基本方針にしています。

3人目も同じ公立で進むと仮定しています。

文部科学省のHP「平成28年度子供の学習費調査結果について」によれば、

・公立小学校6年間に係る費用の平均額は、約193万円 (1年間あたり322,310円×6年間)

・公立中学校3年間に係る費用の平均額は、約143万円 (1年間あたり478,554円×3年間)

・公立高校3年間に係る費用の平均額は、約135万円 (1年間あたり450,862円×3年間)

と、高校卒業までに必要な費用総額の平均は約470万円となります。

大学に進学してほしいとは思いますが、進学先は本人たちの希望や実力によって異なるものと思います。

そこで、私立大学に進学することを前提にしたところ、

初年度在学時計
私立文系1,165,130円3,965,807円(4年)
私立理系1,540,896円5,398,765円(4年)
私立医薬系4,770,957円23,374,212円(6年)

文部科学省HP「平成29年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金 平均額(定員1人当たり)の調査結果について 」をもとに算出しました。

高校卒業までの費用総額に加えた私立大学文系の場合、総額870万円、私立理系だと1,000万円が費用の平均額です。

高校卒業までは日々の家計で何とかやりくりができるとしても、大学費用の金額は大きく、日々の家計でのやりくりでの支払いだけでは難しいと思います。

そこで大学に係る費用を教育資金として準備しておくとし、私立大学文系進学を前提として最低400万円が教育資金として必要だと捉えることにしています。

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3人目の子供にもまとまった教育資金は必要?

上の子供達には学資保険に加入し、教育資金を準備しています。

上の子供達の学資保険の保険料は毎月払いではなく、一括または分割で、すでに払い済みです。

毎月上の子達への保険料を支払うわけではないので、3人目の子供への教育資金は、支給される「子ども手当」で少しずつ貯金ができるかもしれません。

それでも、教育資金を準備することが必要だと考えました。

その理由は、

理由①「成長とともにお金が要る」

上の子達が中学・高校に進学するにつれ、塾や食費が成長とともに増加し、毎月の支払額は増加し、「子ども手当」も含め貯金できるほどの余裕がなくなると思われるため。

理由②「想定していないことに対してお金が要る」

例えば、上の子達が想定していない留学や下宿、理系分野または医薬系進学すると(親として嬉しい)、用意している教育資金では足らず、貯金を切り崩すなどの持ち出しが発生すると思われるため。

理由③ 普通貯金で貯め続けたとしても、金利が低いのでたまらない

2019年9月現在のメガバンクの金利は0.001%。

金利0.001%が続いたと仮定し毎月1万円を18年間し続けた場合、2,160,077円(複利)

1万円×216カ月(12カ月×18)=216万円なので、税引き後の利息は77円!

カンタン計算できるサイト「暮らしに役立つ身近なお金の知恵・知識情報サイト」で計算。

上の子達の学費が用意していた教育資金以上に必要になった場合、長女の時または長男の時に、貯金を切り崩さざるを得ません。

3人目の子供にまとまった教育資金をしっかり用意しておかないと、3人目の子供が大学進学する時期に貯金がなくなり「お金がない」といったしわ寄せの可能性が出てくるのではないかと思います。

たとえ毎月コツコツと貯金ができたとしても、現時点では金利が低いため「増やすための貯金」とは言えません。

そのため、今のうちに貯金ではない方法(保険など)で教育資金を準備したほうがよいと考えています。

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まとめ

この記事では子供の教育資金がいくら必要なのか、3人目の子供にも準備する必要だと思う理由をご紹介いたしました。

教育資金を準備するために検討している保険については、次の記事でご紹介しています。

併せてお読みいただければと思います。

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