3人目の子供には学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険または米ドル建終身保険を検討してみました。

コラム

我が家では長女、長男には0才より学資保険に加入し教育資金を用意しています。

3人目の子供が生まれましたので、上の子同様に学資保険などの教育資金を用意しようと考えています。

↓子供の教育資金がいくら必要なのかについては以下の記事で紹介しています。

現在、検討している教育資金向けの保険は定番の学資保険だけでなく

・低解約返戻金型終身保険

・米ドル建終身保険

です。

これから教育資金に向けて学資保険などを検討している方にもご参考になればと思います。

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学資保険について

上の子達は学資保険に加入しています。

長女は2010年に学資保険(ソニー生命の学資保険Ⅱ型)に加入し、当時の返戻率は126.5%。

次の長男は2013年に学資保険(日本生命の学資保険Ⅲ型)に加入し、当時の返戻率は125.8%。

2019年9月現在は、マイナス金利の影響で、学資保険の返戻率トップでも108%程度。

10年近くで驚くほど返戻率が下がっています。

保険会社軒並みで下降傾向です。

その中でも 現在の学資保険の返戻率トップはソニー生命です。

上の子達が返戻率が良かった利率でに加入しているだけに、現在の返戻率で加入すると何だか損をした気持ちになったこともあり、別の保険を検討中です。

それでも学資保険は子供の教育資金が目的ですので、返戻率が下降傾向でも、リスクが少なく教育資金向きとして、根強い人気の保険です。

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低解約返戻金型終身保険について

返戻率が下降傾向にある学資保険の代わりとして、注目されているのが解約返戻金型終身保険。

低解約返戻金型終身保険はその名の通り、保険料払込期間中に解約すると払戻金が少ないことです。

解約返戻金が一般の終身保険の70%と低く抑えられているのが一般的です。

保険料払込期間中の解約払戻金を抑制しているため、保険料を抑えた終身保険です。

普通の終身保険料の10~15%程度の割引された保険料です。

例えば、住友生命(2018年8月)で比較してみると、

30歳男性/払込期間60歳
/保険金額1,000万円
口座振替料率月払
低解約返戻金型終身保険
『バラ色人生』
無配当タイプ
23,650円
終身保険
5年ごと利差配当タイプ
27,670円

比較すると、保険料は約14.5%で割引された料金です。

最大の魅力は保険料払込期間経過直後になれば、払戻率が一気に高まり、保険会社の中には払戻率110%以上になる商品もあります。

例えば、オリックス生命とマニュライフ生命では、以下の払戻率です。

30歳男性/払込期間60歳
/保険金額1,000万円
低解約払戻期間経過直後の払戻率
オリックス生命 終身保険RISE(2018年10月)110.4%
マニュライフ生命 こだわり終身保険v2(2018年5月)108.8%

低解約返戻金型終身保険の特徴を平たく言えば

保険料が安いので、出費を抑えられる

保険料払込期間中の解約は元本割れするので、途中解約がしにくい

・保険料払込期間終了後の払戻金は高い

最大の魅力は払戻率の高さで、この高さが学資保険に代わる人気の秘訣だと思います。

その魅力は逆を言えばデメリットでもあり、途中解約すると元本割れするだけでなく、その金額が大きいこと。(払込金額の70%台)

上の子達の予想外の支出により低解約返戻金型終身保険を、途中解約せざる得なくなったとき元本割れをするので、そのリスクを伴う商品です。

途中解約をしないことを前提で、一括で払い込まずコツコツ毎月支払う場合には加入を検討したいと思いました。

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米ドル建終身保険について

国内よりも返戻率が圧倒的に高い米ドル建終身保険

返戻率は、例えばオリックス生命の「米ドル建終身保険キャンドル」(2019年4月)の場合、

30歳男性/払込期間15年
/保険金50,000米ドル
年齢返戻率
10年(低解約払戻期間)40歳72.5%
15年(低解約払戻期間)45歳77.4%
低解約払戻期間経過直後110.8%
18年48歳117.6%

返戻率が110.8%以上は国内の学資保険よりも高い返戻率です。

金融資産として国内&国外に分散するという点でも魅力。

外貨であるため為替の影響があるところがメリットでもあり、デメリット。

米ドル建終身保険のメリット・デメリット① 保険料は円で支払うとき

保険料が月払保険料100米ドルの場合

円高 1米ドル=90円のとき・・・9,000円

円安 1米ドル=110円のとき・・・11,000円

為替の影響で、月々の保険料の支払いの差がなんと2,000円!

米ドル建終身保険のメリット・デメリット② 保険金は円で受け取るとき

保険金額が50,000米ドルの場合

円高 1米ドル=90円のとき・・・円換算後の保険金額は450万円

円安 1米ドル=110円のとき・・・円換算後の保険金額は550万円

為替の影響で、受け取る保険金額の差がなんと100万円!

※保険会社によっては米ドル建終身保険は「円」だけでなく「ドル」としても受け取ることができます。

為替の影響を受ける米ドル建終身保険ですが、米ドルは外貨として安定しているので返戻金が大きく下がるほどのリスクは少ないと考え検討しています。

また支払い方法は毎月払いだけでなく、一括払いもできる保険会社もあります。(例えば、ソニー生命)

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まとめ

この記事では学資保険の代わりとして低解約返戻金型終身保険と米ドル建終身保険についてご紹介いたしました。

保険の種類はは多岐にわたります。

また、学資保険のように返戻率が大きく変化するように、同じ保険であったとしても条件が変わることがあります。

今、加入している保険(学資保険以外にも)よりも、もっと条件のよい保険があるかもしれません。

学資保険の代わりとして低解約返戻金型終身保険と米ドル建終身保険を検討している機会に、保険のプロにも相談してみたいと思います。

最後に、保険見直し本舗をご紹介します。全国に相談窓口があり、取扱保険も多いので良い保険が見つかると思います。無料で相談できますので、ご活用もご検討してみてはいかがでしょうか。

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