子どもの知育に関心が高い方、公文や百ます計算など取り組んでいる方に人気のSEIKOのスタディタイム(陰山英男氏監修 KR893W / BC408W /BC408K)。
我が家では、家族がいわゆるインフルエンサーのおすすめを参考に、2019年12月に購入しました。
丸3年間使用しましたが、先日ついに処分する結果となりました。
スタディタイムの良さは、他のブログ等で紹介されている通りでしたが、実際に使ってみるとまさかと思う落とし穴があったのです…!
SEIKOスタディタイムによるトラブル実例
心して聞いて下さい。
スタディタイムによる恐怖の体験を・・・
真夜中に突然アラームが鳴り響く
まさか…?と思うでしょう。
そのまさかです。
スタディタイムを購入し、しばらく便利に使っていのですが、ある時突然、リビングにあるスタディタイムが真夜中に鳴り出したのです。
リビングの隣の和室で寝ている私は、深いノンレム睡眠の真っただ中。
まさか自分の家でアラームが鳴り響いているとは分からず、夢うつつで「何だろう、遠くから聞こえるあの音は・・・」
だんだん眠りが浅くなり「お隣さんの目覚まし時計の音かな・・・うるさいな・・・早く止めてくれよ・・・」と寝返りをうって鳴り止むのを待ちます。
しかし、ずーーーっと鳴っている。
ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ…
だんだんと覚醒し、これはお隣さんから漏れ聞こえるアラーム音ではなく、わが家の何かか鳴っているのだと気が付きます。
結構な音量なので、さっさと止めないとマジでお隣さんにも迷惑かけてしまう…!
鉛のように重い体を起こし、ゾンビのように布団から這い出します。
そして薄暗いリビングへ行くものの、何がどこで鳴っているのかすぐには分からず…
ようやく床に転がったSEIKOのスタディタイムを見つけます。
これか…
やれやれ、、子どもが間違えて操作したのでしょうか。はた迷惑。
ストップボタン・リセットボタンでは止まらない
ところが、このスタート/ストップと書かれたボタンを押しても鳴り止まない。
リセットを押しても鳴り止まない。
どういうことだ??と思ったら、上部にある細長いボタンを押して、ようやく止まりました。
アラームを止めても5分後にまた鳴り響く
やれやれ・・・
明日朝、子ども達に変な設定をしないよう注意しないと。
そんなことを思いながら、明日も朝早いし、すぐに布団に戻って寝なおしました。
・・・・
うとうと・・・
ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ…
なぜ???なぜまた鳴る??!!
せっかく再入眠しかけたところだったのに、また布団から這い出して止めに行かなければなりません。
眠気と怒りで、どう操作すればいいのか冷静に判断できず、もう絶対に鳴らないように!と乾電池を外しました。
そして再び布団へ戻りましたが、そう、なかなか眠れません・・・
深夜のスタディタイム事件の裏側
深夜の時間帯にアラームを設定した犯人
家族に事情聴取した結果、おそらく犯人はこの人。
まぁ、やるわな。
赤ちゃんはリモコンとか電卓とか大好物だし、ボタンとかスイッチみたら、全部いじってみる生き物。
ハイハイ赤ちゃんの手が届く場所(リビングの床)に放置してしまったのが敗因です。
上の子が、TVやゲームの時間管理にもSEIKOスタディタイムを使っていたので、テレビ前の床に置きっぱなしにしてしまったのでしょう。
よく使うタイマーやストップウォッチ機能の操作とアラームの操作は別
夜中に鳴り響く音を聞いて、これはタイマーではなくアラーム(=目覚まし機能)だとは分かりませんでした。
そもそも、目覚まし機能があることを把握していなかった私が悪いのですが、いつも子ども達が使っているタイマーだと思い込んでしまったので、おなじみのストップボタンやリセットボタンを連打。
何で止まらないんだ!!とイライラして、余計に解決が困難に。
壊れてんのか?!と思いましたからね。
ちなみに、タイマーの音は「ピーピーピーピーピー」で、目覚ましアラームは「ピピピピ、ピピピピ」です。
ご親切にスヌーズ機能付で5分後にまた鳴り響く
やっとこさ↑このボタンの存在に気が付いて、音を止めることができたわけですが、実はこのボタン、スヌーズ機能が発動するのです。
1~3分後くらいにスヌーズされれば、まだ再入眠していない(or 布団に戻っていない)可能性も高いのに、5分後という絶妙なタイミング!
ちょうどウトウト眠りに落ちる頃なんですよ。
本来のスヌーズ機能としては、それこそがベストなタイミングなんですが。
スタディタイムを手放すまでの道のり
スタディタイムのアラーム事故は繰り返される
この真夜中にアラームが鳴り響く事件があってから、上の子達に「末っ子ちゃんがイタズラするから、絶対に床に放置しないように」と言い聞かせました。
家族もスタディタイムの管理に気を配り、うっかり末っ子がいじって遊んでしまったら、夜中にアラームが鳴らないように設定をチェックしてくれていました。
・・・が、やっぱり人間なんで、「気を付ける」だけでは100%防ぐことはできないんですよね。
何回くらい真夜中の事故が繰り返されましたかね・・・
3~4回かな・・・(ゲッソリ)
我が家がスタディタイムを使わなくなったきっかけ
そんなトラブルがありつつも、スタディタイムはそれなりに活用していました。
しかし、気が付くといつの間にやら、ほとんど出番がなくなりました。
あれ?何でだっけ??と振り返ってみると、やはり我が家にアレクサ(Echo Show8)がやってきたことが大きな境目だったと思います。
ONもOFFも声で操作できるのは、何かと便利。
複数のタイマーも設定可能。
途中で「アレクサ!タイマーは残り何分?」と聞けば教えてくれる。
※ちなみに、ストップウォッチ機能は、シンプルなストップウォッチを持っているので、それをメインに使うようになりました。
久しぶりに深夜に鳴り響いたスタディタイム
そんなわけでスタディタイムはあまり使わなくなったある日のこと…
久しぶりに深夜にアラームが鳴り響いたのです。
はるか遠いところからかすかに聞こえ始めるアラーム音。
久しぶりでしたが、状況を把握するまでにそう時間はかかりませんでした。
しかし、ちょうど寝不足が続いていた私は、ついに堪忍袋の緒が切れ、勢いにまかせてスタディタイムを捨ててやりました!!(その後、家族がごみ箱から回収してフリマに出品したようですが…)
ハイハイ赤ちゃんも3歳になりましたが、まだまだ好き勝手にいじるお年頃。
・・・と思いましたが、よくよく調査してみると、真犯人は小3の息子でした。
スタディタイムに搭載された機能をきちんと理解していないと、こういう事態がおきます。
小3の息子は、とっくにスタディタイムの取扱いをマスターしていると思ったのですが…
しばらく使わなかったせいもあってか、すっかり忘れているようでした。
いや、そもそも理解していなかった可能性も高い。
だって私も理解していなかったから。
スタディタイムの取扱注意ポイント
背面の ON/OFF スイッチ
このON/OFFは、アラーム(目覚まし機能)のON/OFFです。
ストップウォッチやカウントダウンタイマーの機能には関係がありません。
本体上部の細長いボタン
アラーム(目覚まし機能)を使った場合、この細長いボタンを押すと音が止まりますが、これはスヌーズボタンです。
このボタンで音を止めただけでは、また5分後に鳴り出します。
↓このスイッチをOFFにしてスヌーズ機能もOFFになり、目覚まし音が鳴らなくなります。
表面の音と光の切り替えスイッチ
このスイッチを電球マーク側にしておくと、カウントダウンタイマーを音ではなく光でお知らせしてくれます。
しかし!
このスイッチを電球マーク側にしておいても、アラーム(目覚まし時計)は必ず音が出ます。
逆に、タイマーの音が出ない!という時に、背面のON/OFFスイッチをONにしてしまうと、アラーム(目覚まし時計)が設定されてしまいます。
最近、小3の息子がやらかしたのは、これかもしれません。
アラーム(目覚まし時計)の時間設定
昔ながらのこの仕組み。
スマホやアレクサ等で目覚まし時計を設定することが多い今日、この微妙な針の調整をしている方は、かなり少数なのではないでしょうか。
子ども達がこの仕組みを理解しないまま大人になっても不思議はないですね。
だって、ねらった時刻ピッタリにアラームを設定できません。
6:25分に起きたかったら、6時30分より少し前の位置に針を持ってくる…という感じでしか設定できない。
しかも、このつまみを持ち上げて回すと、アナログ時計の針が動いてしまう。
乳幼児がこのダイヤルをいじると、目覚ましを設定する針も動くし、場合によってはそもそもの時計も狂ってしまう。
何時に目覚まし時計が鳴るかは、お楽しみに!!状態です。
スタディタイムのここが良くない!
ついでにスタディタイムの残念ポイントを挙げておくと、
スタディタイムを購入する方へのアドバイス
まことに僭越ながら、スタディタイムを使いこなせなかった私から、これから購入しようとしている方へアドバイスさせていただきます。
SEIKOのスタディタイムは、こんな人にはおすすめしません!
以上、スタディタイムのデメリット(?)をご紹介しました!
これから購入される方は、くれぐれも取り扱いにご注意ください!
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